日程
2016年
12/17(土),12/18(日)
場所
アンスティチュ・フランセ東京“エスパス・イマージュ”(飯田橋)

お問い合わせ電話番号:03-5206-2500

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料金
一律800円
※会員、学生、シニアも問わず一律800円
※前売券はありません。
トーク
イベント
12月17日(土)16:00~『はなればなれに』上映終了後(17:40頃~)
猫沢エミさん(ミュージシャン・文筆家)トーク(40分程度)

『はなればなれに』
1964年/フランス/96分/モノクロ/デジタル/監督:ジャン=リュック・ゴダール/出演:アンナ・カリーナ/クロード・ブラッスール/サミ・フレ
ゴダールがアメリカの犯罪小説をもとに製作した、型破りの3人組による犯罪と恋の狂想曲。1960年代のパリで、小悪党のアルチュールとフランツは、 無垢な女オディールと出会う。彼らは、オディールの叔母の家から大金を盗む計画を立てるが、予期せぬハプニングから計画は殺人事件へと発展する。寒々としたパリの街のなか、 アンナ・カリーナの輝くような魅力がたっぷりと描かれた本作。3人がルーブル美術館を駆け抜けるシーン、カフェでダンスを踊るシーンは今も語り継がれる名シーン。 タランティーノが本作の大ファンで、自らの製作会社をBande à part(原題)と名付けたのは有名な話。

『フォーエヴァー・モーツァルト』
1996年/フランス=スイス/85分/カラー/デジタル/監督:ジャン=リュック・ゴダール/出演:マドレーヌ・アサス/ヴィッキー・メシカ/フレデリック・ピエロ
1990年代ゴダールの幕開けを告げる傑作。男爵と呼ばれるプロデューサーから『宿命のボレロ』という映画の監督を依頼された映画監督のヴィッキー。 一方、娘の哲学教師カミーユは、ボスニア紛争下のサラエヴォで戯曲の上演を思い立つ。こうして父娘はサラエヴォへと旅立つのだが…。 本作は、演劇、戦争、映画、音楽という四つのパートに分かれている。娘カミーユたちの無謀な冒険と父ヴィッキーの映画撮影をめぐる旅というおおまかな構成はあるものの、 主要人物の他に30人以上にのぼる人々が登場し、様々な引用と共に物語を紡いでいく。映画の最後を締めくくるモーツァルトの演奏会シーンは、圧巻の一言。

ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc Godard
1930 年、フランス生まれ。59年、ジーン・セバーグとジャン=ポール・ベルモンド主演の『勝手にしやがれ』で鮮烈なデビューをかざり、 フランソワ・トリュフォーらとともにヌーヴェルヴァーグの監督として一躍有名になる。女優アンナ・カリーナと61 年に結婚し、『女は女である』(1961年)、 『気狂いピエロ』(1965年)など、彼女を主演にした数々の名作を手がけるが、65年に離婚。67年には商業映画との決別を宣言し、政治映画に専念する。 80年代からは『パッション』(1982年)、『右側に気をつけろ』(1987年)といった作品を発表。98年には、全8章からなる『映画史』が完成。 2000 年以降も、『アワーミュージック』(2004 年)、『さらば、愛の言葉よ』(2014年)といった作品を発表。今も世界でもっとも注目される映画監督である。
12/17[土] 11:30
はなればなれに
14:00
フォーエヴァー・モーツァルト
16:00
はなればなれに
※終了後トークあり
19:00
フォーエヴァー・モーツァルト
12/18[日] 11:30
フォーエヴァー・モーツァルト
14:00
はなればなれに
16:10
フォーエヴァー・モーツァルト
18:10
はなればなれに
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