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 映画監督・脚本家・製作者。1963年8月17日、ワルシャワ生まれ。ワルシャワ大学で哲学を学んだ後、クシシュトフ・キェシロフスキが教鞭を執っていたカトヴィツェ県シロンスクにあるカトヴィツェ映画学校(別名:シロンスク大学クシシュトフ・キェシロフスキ・ラジオ/テレビ学部)で映画演出を学ぶ。短編映画やドキュメンタリー映画を経て発表した長編処女作『目を細めて』(03、未)で2004年度のサンフランシスコ国際映画祭SKYY(新人監督のコンペティション部門)賞、ソチ国際映画祭金薔薇賞、マンハイム=ハイデルベルク国際映画祭国際映画批評家連盟賞を受賞した。また同作は、ポーランド映画賞金鷲賞(最優秀賞)を作品・監督・脚本・主演男優(ズビグニェフ・ザマホフスキ)の4部門で受賞している。
 長編第2作『トリック』(07、映画祭上映・テレビ放映のみ)は、さまざまな国際映画祭で数々の映画賞を受賞。2007年度ヴェネツィア国際映画祭では、エウロパ・シネマ・レーベル賞(ヨーロッパで製作および共同製作された作品に授与される)とラテルナ・マジカ賞を受賞。そのほかマンハイム=ハイデルベルク国際映画祭審査員特別賞、東京国際映画祭最優秀男優賞(ダミアン・ウル)、サンパウロ国際映画祭審査員特別賞、ブラティスラヴァ国際映画祭国際映画批評家連盟賞、トビリシ国際映画祭審査員大賞、2008年度アンジェ ヨーロッパ映画祭観客賞・審査員特別賞、マイアミ国際映画祭審査 員大賞、キエフ/オデッサ映画祭審査員大賞、グディニャ映画祭金獅子賞(最優秀作品賞)、そしてポーランド映画賞では観客賞に加え最優秀賞となる金鷲賞を監督・助演男優(トマシュ・サプリィク)の2 部門で受賞した。本作は長編第3作となる。